猫伝染性腹膜炎(FIP)について

コロナウイルスが原因で、生後3カ月半の子猫が亡くなりました。その兄妹も闘病中です。

初めましてこんにちは、たけ氏と申します。

我が家では、同居している婚約中の彼女と一緒に、ペットショップからお迎えしたアメリカンショートヘアの猫さん2匹と、その2匹から生まれた子猫5匹、合わせて7匹の猫さんと一緒に暮らしていました。

ですが先日、自分の子供のように愛し育てている子猫の1匹が、猫コロナが原因の難病で亡くなりました。

元気だったころのあずき(生後1か月半ごろ)

コロナウイルスがどれほど恐ろしいウイルスなのか、新型コロナウイルスの猛威で皆さんよくご存じかとは思います。

しかし、猫にもコロナウイルスがあり、それもまた大変恐ろしいウイルスだと言うことは、もしかしたら知らない方も多いのではないでしょうか。

ぼくは知りませんでした。

あずきが病気になって、日に日に痩せ、みるみる弱っていくまでは。

亡くなる3日前、5月2日のあずき(生後3か月半ごろ)

この記事では、我が家の猫さんたちのこと、あずきたちが生まれてからのこと、あずきが猫コロナによる難病「猫伝染性腹膜炎(FIP)」を発症してからのこと、あずきが旅立ってしまったこと、

そして、同じ病気を患ってしまったあずきの姉妹・ほたてについて、書いていきます。

2020年1月20日、我が家に五つ子が誕生!

2018年12月にお迎えした男の子と、2019年2月にお迎えした女の子の間に、五つの命が宿ってくれました。

生まれたて、マジで手のひらサイズの宇宙人

生まれた順に、

  1. かりん(♀)
  2. 虎之助(とらのすけ・♂)
  3. ほたて(♀)
  4. 空之助(そらのすけ・♂)
  5. あずき(♀)

の5匹。

ニュルッスポーンと出てきたときのことは、忘れられません。

ちゅぱちゅぱと乳を吸い、すくすくと大きくなり、わちゃわちゃなるまでそう時間はかかりませんでした。

毎日わちゃわちゃでもう大変

しかし、幸せはそう長くは続かないだなんて、誰が言ったんでしょう。

本当に、その通りになってしまいました。

4月上旬、あずきの様子がなんとなくおかしい

いちばんの甘えん坊で、自分からすぐ人間のお腹に乗ってきてゴロゴロ言っていたり、他の兄妹とも仲のよかったあずき。

ごはんも良く食べ、兄妹の中でも2番目に大きく育っていました。

子猫たち・手前があずき(生後2か月ごろ)

そのあずきが、4月上旬からよく一人でいるようになり、ごはんもあまり食べず、こたつで寝ていることが多くなりました。

パパ&ママ猫も子猫のころ、たくさん食べる→あんまり食べなくなるを繰り返しながら大きくなったので、同じものだと思って様子を見ていたものの、どうにも何かがおかしい。

人間の腕枕で寝るあずき(生後2か月半ごろ)

そのころからどんどん食欲がなくなり、ほとんど自分では食べないように。

少しでも食べさせて胃を動かせば食べるようになるかな?と思い、ムース状の離乳食をシリンジ(針なしの注射器)で食べさせていても、一向に自分から食べるようにはなりませんでした。

4月24日、病院にて「FIPの可能性あり」

シリンジでごはんを食べさせながら様子を見ても、一向に元気にならないあずき。

心なしか痩せてきて、なのになぜかお腹が少しずつ大きく膨れてきました。

空之助と一緒にいるあずき、具合は悪そう(生後3か月ごろ)

ずっと心配はしていたものの、自宅で様子を見るだけでは限界を感じ、病院へ連れていくことに。

これまでパパ猫やママ猫も何度も体調を崩しては病院にお世話になっていて、毎回きちんと元気になってくれていたので、あずきも病院に連れていけば元気になってくれるだろうと思っていました。

診察をお願いすると、どうにも検査が必要とのことで、血液検査をすることに。

非常に重い空気感で検査結果を持ってきた病院の先生に、こう言われました。

「猫伝染性腹膜炎を発症している可能性があります」

「これは、治らない病気です」

全く頭が追い付きませんでした。

「治療法がないので、対症療法を進めていきます」

「腹水を検査機関に出し、その結果次第でFIPかどうか確定します」

「ほかの猫たちとは隔離して、接触させないようにしてください」

空之助との写真が、ほかの猫と一緒に写る最後の写真になってしまいました。

4月下旬~5月上旬 あずき隔離生活

猫伝染性腹膜炎(FIP)の可能性があると言われても、確定ではなかったため、しばらくは全く信じられませんでした。

病気の原因になる猫腸管コロナウイルスに感染する経路もほとんどありませんでしたし、ほかの猫たちも元気。

でも、日に日に痩せていく&腹水でお腹が膨れていくあずきを見て、心の中でFIPを否定しきれない自分と、FIPではなく治る病気だと信じたい気持ちとで、毎日つらく苦しい時間を過ごしていました。

別の部屋・ケージのなかで隔離生活をはじめたあずき(生後3か月と4日・4月24日)

通院して皮下補液をしてもらい、お薬を飲ませ、シリンジでごはんをあげる。

あずきが使っていたものには猫コロナウイルスが付着している可能性があるとのことで、部屋中のものを洗濯し、掃除し、ほかの猫のお世話もしながら、なるべくほかの部屋にいるあずきにも会いに行き、あずきに会ったら服も着替えまた洗濯する。

ちょうどゴールデンウィークと重なっていたせいで検査が大幅に遅れていて、なかなか結果も届かない。

不安な気持ちと戦いながら、せわしない日々を過ごしていました。

5月2日 外注検査の結果「FIP 陽性」

敷布団に掛け布団、毛布、こたつ布団、ラグ、ソファのカバー、クッション、猫ベッド、和室のカーペットも剥がし、日々の洗濯もこなす。

もともと寝室だった和室は封鎖して、居間のフローリングに布団を敷いて寝ることに。

もちろん猫の世話もしながらのことで、仕事の時間もなかなか取れない。 寝る時間も疲れも取れない。

そんな日を過ごしている中、ようやく外注検査の結果がきたと病院から電話が来ました。

結果は、陽性。

あずきは、長くても1か月、短いと数日の命だと告げられました。

FIPの陽性が通知された日のあずき(生後3か月と12日・5月2日)
毛並みは悪くがりがりに痩せ、目もくぼんでいる

まったく、信じることができませんでした。

目の前で生きているあずき。

でも、毎日弱っていくあずき。

シリンジであげるごはんも、お薬も、どんどん嫌がるようになっていき、最期が近いことを知らせてきていました。

5月5日0時~1時ごろ あずき永眠

猫伝染性腹膜炎(FIP)にかかっていることが確定した5月2日。

その2日後の5月4日は、ごはんもお薬も本当に嫌がり拒絶したため、無理に飲ませることはせず、ただ一緒に過ごしました。

だっこされるあずき(生後3か月と14日・5月4日)

家族で一番甘えん坊で、声をかけるだけでゴロゴロ言い、自分から人間に駆け寄って甘えてきたあずき。

そんなあずきが、声をかけても撫でてあげても、ゴロゴロとのどを鳴らすこともできないほど弱っていました。

力なく横たわるあずき(生後3か月と14日・5月4日)
居間のラグや予備のこたつは諦めてあずきに使わせることに

0時を回ったころ、人間が寝る準備をするまえに、あずきにおやすみの挨拶をしました。

力なく横たわり、甘えたくても甘えられないあずき。

立ち上がることもできないのに、最期の力を振り絞って、人間に歩み寄ってくれました。

人間が寝る準備をしてから改めてあずきの部屋をのぞくと、最期に挨拶したところからもう何歩か動いたところで、眠りについていました。

眠りについたあずき(生後3か月半・5月5日)

あずきの葬儀と、猫たちの検査

あずきが眠りについた5月5日その日に、火葬場へとお別れをしに行き、お骨となって一緒に帰ってきました。

仏具もそろえ、いまは居間の一角でみんなを見守ってくれています。

あずきの仏壇コーナー
見守ってくれているなんて言うけど、やっぱりあずきに会いたい。

あずきの葬儀後も、あずきのいた部屋の片づけ、カーテン含めて布類はすべて洗濯、ほかの猫も猫腸管コロナウイルスに感染している可能性があるなど、やること・考えることは山ほどありました。

かかりつけ医との相談で、ほかの猫も全員、猫腸管コロナウイルスの抗体検査をすることに。

そんな話が進んでいくなか、あずきと一番仲が良く、一緒にいることも多かった兄妹の「ほたて」の様子が、ほんの少しだけおかしいような気が。

時間がかかる抗体検査のまえに院内での血液検査を実施することになりました。

結果は、ほたてもFIP発症もしくは発症する可能性あり。

元気なときのほたて(生後2か月ごろ)

あずき同様、ほかの猫とは接触させないよう隔離するようにと言われました。

そしてやはり、ほたても猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症してしまいます。

猫伝染性腹膜炎(FIP)を治せるかもしれない?

ほたても、あずきと同様に食欲が落ち、腹水が溜まり始めてお腹が膨れてきました。

そんな中、あずきが亡くなる前から少しずつ調べていた、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療に有効な未承認の新薬について、情報が集まってきました。

元気なころのほたて(左)と、あずき(右)

猫伝染性腹膜炎(FIP)は、治せない病気。

病院でもそう言われ、あずきを見送りました。

しかし、新型コロナウイルスへの治療薬としても承認されたレムデシビル(GS-5734)の前駆物質である、「GS-441524」がFIPウイルスにも有効だという研究結果が近年になって報告されていたことを知りました。

さらに調べていくと、FIP治療に有効な新薬候補が一般販売されていることもわかりました。

猫伝染性腹膜炎(FIP)治療のため、お力添えを頂けないでしょうか

あずきが亡くなってしまった病気で、ほたてをも連れていこうとしている猫伝染性腹膜炎(FIP)。

この病気が治せるのなら、ぜひそのお薬を飲ませたい。

しかし、まだ登場したての新しいの治療方法で、まだ研究の途中段階であることもあり、お薬の費用が非常に高額でした。

FIPの症状が出てしまい、ぐったりするほたて。
このままだと余命は数日。

ほたての症状を治そうとすると、お薬代だけの概算で200万円以上かかってしまう可能性があります。

ほかの猫たちも含めて、血液や抗体価の検査をしながら治療をすると、合わせて300万円ほどの金額に。

しかし、ほたてに、あずきの後を追わせたくありません。 目の前に治療の可能性が出てきたいま、ほたての命を諦めることができません。

どうか、この小さな命を守るため、皆様に、あなたに、治療費のご支援をお願い申し上げます。

ぼくの頭なら、いくらでも下げます。

だから、ほたてを救ってください。

クラウドファンディング以外でもご支援を募っています

クラウドファンディング以外にも、ほたてや猫たちに直接ご支援いただける方法も用意しています。

限定通販サイトから治療費支援グッズの購入

ほたてのFIP治療費をご支援いただけるよう、ほたてイラストを使用した限定グッズの販売を始めました。

クラウドファンディングと通販サイトとで、それぞれに限定のアイテムをご用意しています。

日常生活でも普通に使用できるデザインのアイテムを用意しましたので、ぜひご協力・ご購入いただけますと幸いです。

Amazon欲しいものリストから猫たちへプレゼント

Amazonから、猫たちに直接ごはんや猫用品をプレゼントいただけます。

ご支援いただけますと非常に助かります。よろしくお願いいたします。

Twitterやブログ、クラウドファンディングのフォロー・拡散をお願いします

ほたてのFIP治療経過のご報告などのため、新しくTwitterアカウントを作りました。

多くの人に見てもらえるだけでも、ほたてを治療できる可能性は大きくなっていきます。

Twitterのフォローや、このブログ・クラウドファンディングの拡散をぜひお願いします。

おわりに

正直な話、ほたての治療費、猫たちの治療費、猫たちの生活費を優先するがあまり人間の生活がかなりカツカツ・おざなりになってしまっている現状です。

ほたては死にそうだし、あずきは旅立ったし、猫たちにもごはん食べさせないとだし、Googleアップデート(2月・5月)とかコロナ禍のおかげでほんと売り上げないし、支払いは溜まっていくばかりで現金ももうないし、借金するにも上限いっぱいだし、すいとんの味噌汁(数十円)とか焼うどん(数十円)以外のごはんも食べたい!マジで!

皆様の、あなたのご支援・ご協力をお待ち申し上げます。

たけ氏(関 剛志)